EPISODE/名探偵モンク MONK

第1話「もうひとりのモンク」Mr.Monk and the ActorGUEST

モンクが前の年に解決した宇宙飛行士による殺人事件がテレビ映画化されることになり、ハリウッドスターのデビッド・ラスキンが役作りのためモンクの捜査に密着することに。緊張するモンクが自宅のアパートで殺された女性の事件を調査中に、今度は質屋の店主が射殺される。犯人の目的は不明だが、モンクは現場に残された証拠から2つの事件が同一犯である可能性を指摘。一方、演技派のラスキンは周囲が間違えるほどモンクと同化していくのだった。

第2話「悪夢のゴミ戦争」Mr.Monk and the Garbage StrikeGUEST

清掃組合のストライキにより、街中がゴミだらけでモンクは正気ではいられない。そんな中、組合の委員長が死亡して市との交渉は完全にストップ。警察の捜査に納得がいかない組合員はモンクに調査を依頼し、委員長が自殺だと断定すれば交渉を再開すると約束する。早くストライキを終わらせたいモンクは自殺説を支持するが、現場の証拠から他殺の可能性大だった。困り果てた市長もまたモンクを頼るが、モンクの推理からなんと市長が容疑者として浮上する。

第3話「憧れのトロフィー」Mr.Monk and the Big GameGUEST

ナタリーの娘ジュリーの高校のバスケット部のコーチ、リン・ヘイデンが女子更衣室で感電死する。事故と判断した警察の調査に納得できない部員2名は、ジュリーと共にモンクに再調査を依頼する。モンクが現場で不審な点を発見するかたわら、リーランド警部らは2週間前の山火事にヘイデンが関与していることを突き止めるが、山火事での死者は出ておらず殺害の動機がわからない。一方、モンクはバスケ部の臨時コーチとなったナタリーのアシスタントを務めることに。

第4話「モンク・イン・ザ・ダーク」Mr.Monk Can’t See A ThingGUEST

モンクは自宅の煙探知機の点検を頼みに消防署に出向くが、火災の連絡が入ったため消防士たちが出払ってしまい、引退したラスティに頼む。そこへ不審な男が現れラスティをシャベルで殴り殺し、モンクは塩酸入り洗浄液をかけられ視力を失ってしまう。リーランド警部らに励まされて捜査を続けるモンクは、防火服が一着紛失していることに気づく。その防火服が捨てられていた場所の近くで27歳の女性が火災で亡くなったことを知り、モンクは2つの事件に関連があると推理する。

第5話「85セントの名刺」Mr.Monk, Private EyeGUEST

モンクにも大胆な決断により成功を収めた祖父のようになって欲しいと考えたナタリーは、思い切って探偵事務所を開く。依頼人第1号は不動産エージェントのリンダ・フスコ。愛車の当て逃げ事件の調査で、モンクはナタリーに説得されて渋々捜査を開始する。そんな中、リーランド警部が女性教師の行方不明事件の協力を要請しにやってくるが、リンダと鉢合わせして2人は意気投合する。一方、モンクは当て逃げ事件の容疑者と思われる男性にたどり着くが…。

第6話「同窓会殺人事件」Mr.Monk and the Class Reunion

バークリー大学卒業25周年の同窓会にやってきたモンク。同級生たちは当時モンクの恋人だった亡き妻トゥルーディのことしか覚えていなかったが、トゥルーディのルームメイトだったダイアンだけは例外でモンクに夫カイルを紹介する。そこへ同大学で看護師をしていた女性が殺され、現場に同窓会用のバッジが落ちていたことからリーランド警部が捜査にやってくる。昔、自殺未遂を助けられたダイアンは落ち込む一方、奇行を連発するカイルにモンクは不信感を募らせる。

第7話「クローガー先生 引退」Mr.Monk Gets a New ShrinkGUEST

モンクのセラピスト、クローガー先生の診療所で清掃員テレサが殺害され、警察は患者の1人が容疑者だと判断する。その患者から脅されたことがあるクローガーは、事件を未然に防げなかった自責の念から引退を決意する。何とかして引退を撤回させるべく自宅にまでつきまとうモンク。その時、クローガーの家の寝室に脅迫状と共に石が投げ込まれる。石の出所に思い当たったモンクは、ある男性を容疑者だと確信するがクローガーと共に窮地に陥ってしまう。

第8話「警部の息子が家出!?」Mr.Monk Goes to a Rock ConcertGUEST

別れた妻から長男ジャレッドが学校をサボって野外ロックコンサートへ行ったと聞いたリーランド警部。ナタリーとモンクを連れて会場へ来ると、風邪で寝込んでいるはずのディッシャー警部補がいた。ジャレッドを捜す中、仮設トイレからドラッグの過剰摂取で死んだらしい男性スタッフの遺体が転がり出てくる。彼の友人で同じくスタッフの女性は、死因に不審な点があるとモンクに訴える。やがて現場にあった物証からロックスターのクリス・ケダーが浮上するが…。

第9話「再会」Mr.Monk Meets His DadGUEST

39年前に蒸発した父ジャックに呼び出され、警察の留置場で再会したモンク。リーランド警部の後押しもあり、大型トレーラーの運転手をしているジャックがアリゾナへ向かう仕事に同行することに。父親のせいで心に傷を負ったモンクだが、道中、次第に打ち解けていく。一方、ジャックの仕事内容と不自然な行程表に犯罪の匂いをかぎとったモンクは運送会社のボス、グレーザーに疑惑の目を向ける。その頃、離れた場所でもう1人のボスの他殺体が発見されていた。

第10話「モンクに親友」Mr.Monk Makes A FriendGUEST

スーパーマーケットでぶつかったハルと、珍しく意気投合したモンクは人生初の男友達ができて有頂天。だが、ナタリーはハルには別の目的あるのではと心配する。同じ頃、モンクの元同僚ゲイルが自宅で首を絞められ殺害される。ゲイル念願のギリシャ旅行から帰国後すぐの事件で、モンクは彼女が写真を送ると言っていた約束を思い出す。捜査を開始するも、ハルに夢中のモンクは事件に集中できない。そんな中、突然ハルとの連絡が途絶えてしまう。

第11話「転職で天職」Mr.Monk is at Your ServiceGUEST

サンフランシスコ市警が向こう4年間の雇用凍結を発表し、モンクは復職が絶望的になり落ち込む。そんな中、ナタリーの実家を訪れた際に両親から、ナタリーが高校時代にストーカー行為を受けていた富豪家の息子ポールの養母が交通事故で亡くなり、同乗していた実父が10分後に心臓麻痺で亡くなったことを聞かされる。事件の矛盾点を指摘したモンクに、ナタリーは再捜査を依頼。執事としてポールの豪邸で働くことになったモンクは、思わぬ才能を発揮する。

第12話「ただいま本番中」Mr.Monk Is On The AirGUEST

下品なジョークを連発して人気のラジオDJマックスの妻ジャネットが、生放送中に自宅の寝室で死体で発見される。暖房のガス栓が開いていたことから警察は窒息死と断定するが、その妹リンダはマックスの犯行だとモンクに訴える。マックスには完璧なアリバイがあったが、モンクは現場検証から他殺だと確信。ラジオの生放送中にスタジオを訪れ事件の核心に迫るが、マックスは容赦なく攻撃的なトークを展開しモンクはやり込められてしまう。

第13話「モンク農場を行く」Mr.Monk Visits A FarmGUEST

仕事でヘマをしたディッシャー警部補は自信を失い、少し前に亡くなったハーベイ叔父さんが遺してくれた農場を継ぐことに。だが、溺愛していたブタを誤ってひき殺したことを苦に自殺した叔父の死に他殺の疑いを抱き、モンクを呼び寄せる。苦手な農場で渋々捜査を開始したモンクは、ハーベイが亡くなる前に口論していた隣の農場主ジミーの言動に疑問を抱く。ジミーに探りを入れるべく彼の農場で働き始めたモンクは、事件の動機につながる重大な秘密を知る。

第14話 「予告殺人」Mr.Monk and the Really, Really Dead GuyGUEST

深夜に女性の撲殺体を調べていたモンクたちは、毒殺、刺殺、銃殺など6通りの方法で殺されたストリートミュージシャンの事件に招集される。36時間後に次の犠牲者が出るというメモが遺されており、FBIのソープ捜査官が指揮をとり、検死官も総出で捜査に当たることに。だが、ハイテクを駆使したFBIの捜査法に馴染まないモンクは邪魔者扱いされてしまう。すっかり自信を失うモンクだが、36時間という中途半端なタイムリミットから解決の糸口をつかむ。

第15話「鼻血が止まらない!」(最終話)Mr.Monk Goes To The HospitalGUEST

治療しても鼻血が止まらないモンクは脳出血だと思い込み、勝手に脳神経外科部長ウィトカム医師の部屋へ押し掛けると床に遺体が転がっていた。リーランド警部らの捜査により、ハンク・ジョンソンという患者の酸素ボンベで殴り殺されたことが判明するが、彼はベッドから起き上がれない。その頃、ジョンソンの主治医スコットは心臓の不調で自ら入院していた。病室に話を聞きに行ったモンクは、スコットの向こうずねにある傷を見てあることに気づき疑念を抱く。