EPISODE/名探偵モンク MONK

第1話「愛妻を殺したのは?」Mr. Monk Takes ManhattanGUEST

犯罪コンサルタントとして活躍するエイドリアン・モンクは、囚人デールから妻トゥルーディ殺害に関与した人物テニソンの名前を聞き、シャローナ、リーランド警部らとニューヨークへ。ホテルに着いた途端、ラトビア大使暗殺事件に遭遇し、モンクは犯人の耳だけを目撃する。一方、テニソンの居場所は判明するが、彼は別事件で証人保護下にあり近づくことができない。モンクはテニソンとの面会許可と引き換えに、大使暗殺事件の捜査を開始する。

第2話「容疑者はチンパンジー」Mr. Monk and the Panic RoomGUEST

有名な音楽プロデューサーのブラックバーンが、自宅スタジオで、人気シンガーの妻クロエの新曲作りの最中に、警報が鳴り響く。翌日、完全な密室のパニックルームで、ブラックバーンの射殺体が発見され、そばには銃を手にしたチンパンジー、ダーウィンの姿が! リーランド警部はダーウィンを容疑者とするが、ダーウィンの無実を直感したシャローナは公務執行妨害で警部に逮捕されてしまう。モンクはシャローナのために事件の調査に乗り出す。

第3話「モンクのデート」Mr. Monk and the BlackoutGUEST

シャローナの家で息子とモンクがゲームで遊んでいた時、テレビであるコンサートが始まる瞬間に停電になる。原因は発電所の爆破だった。モンクは事件の声明文が、かつての超過激派活動家ブレナーのものと似ていることを指摘。彼は既に獄中で自殺していたが生存の可能性が高いことがわかり、モンクらはブレナーの旧友ドレークに会いに行く。一方、モンクに好意を示す発電所の広報担当ミッシェルに自宅の電話番号を渡されたモンクは、パニックに陥る。

第4話「探偵免許はく奪」Mr. Monk Gets FiredGUEST

ドキュメンタリー映画監督のカレンが、犯罪捜査の裏舞台をテーマに夫リーランド警部と刑事の日常をカメラで追うことに。そんな中、バラバラ殺人事件が発生し、本部長ブルックスはマスコミが注目する本件の一刻も早い解決を望み、警部はモンクに助けを求める。だが、本部長の友人刑事がモンクの証言で有罪になった過去の遺恨から、ちょっとしたミスでモンクは本部長の怒りを買い、探偵免許をはく奪される。職を失ったモンクは別の仕事を探すが…。

第5話「マフィアでマッ青」Mr. Monk Meets the GodfatherGUEST

マフィアが狙撃された事件で、西海岸のゴッドファーザー、サルバトーレ・ルカレリがモンクに調査を依頼する。尻込みするモンクの前にFBI捜査官コルムズが現れて、モンクに仕事を引き受けてマフィアの内部を偵察し、ファミリーを一網打尽にする証拠をつかむように要請。モンクは刑事復職の口添えを条件に、ルカレリの部下が四六時中監視する中、捜査を開始する。一方、シャローナは一目ぼれしたファミリーの若頭トニーと付き合うように。

第6話「シャローナが危ない!」Mr. Monk and the Girl Who Cried WolfGUEST

近頃、何かと落ち着かないシャローナは、地下駐車場で胸にナイフが刺さった男が彼女の名前を呼んでいたと騒ぎ立てる。だが、モンクが駆けつけると現場に男の姿はなく、血痕もなかった。警察はストレスから幻覚を見たと考え、シャローナは休暇を取ることに。念願の文章創作講座に通い始めるが、提出したはずの課題のミステリー小説が未提出だと担当の女性講師に言われて動揺する。そんな折、シャローナは再び胸にナイフが刺さった男を目撃する。

第7話「モンクはスーパー店員」Mr. Monk and the Employee of the MonthGUEST

大手スーパーの優秀な店員エドナが、在庫テレビの下敷きになり死体で発見される。事故として扱われるが、モンクの元相棒刑事で押収したコカイン着服疑惑で警察を辞めたスーパーの警備主任ジョーが、モンクに事件の捜査を依頼する。ジョーの麻薬着服事件では死者も出たため、リーランド警部らはジョーのことを心よく思っていない。だが、ディッシャー警部補の聞き取り調査の報告を聞いたモンクは、エドナの死は内部の人間の犯行だと推理する。

第8話「ファイナルアンサー」Mr. Monk and the Game ShowGUEST

母親の看病で不在のシャローナに代わって、モンクの上階に住むケビンが世話を焼いていたが、モンクには迷惑でたまらない。そんな折、亡きトゥルーディの父でテレビ局のプロデューサーのドワイトがロサンゼルスから訪ねてくる。担当する多額の賞金がかかったクイズ番組で連勝しているバーチという男が、イカサマをやっているというのだ。モンクは人気司会者ランクマンのアシスタントの女性の交通事故が、今回のイカサマに関係あると推理し捜査を進める。

第9話「ぶっ飛びモンク」Mr. Monk Takes His MedicineGUEST

リーランド警部が男を尋問中に、何者かに銃撃される。ディッシャー警部補の指揮のもと、モンクも捜査に加わるが、現場でパニックを起こして捜査の邪魔をしてしまう。落ち込んだモンクは自分の恐怖症を改善するために、これまで拒否していたクローガー先生の処方薬を服用する。これまでとは別人のようにハイテンションになるモンク。周囲の心配をよそに上機嫌で捜査にあたり、警部を撃った銃の持ち主のもとを訪れるが…。

第10話「求む!アシスタント」Mr. Monk and the Red Herring

シャローナが元夫と復縁し、サンフランシスコを去ってから3カ月。モンクは新しいアシスタントが見つからず仕事に支障をきたしていたところ、女手一つで娘ジュリーを育てる未亡人ナタリーに、このところ連続して家に侵入された形跡がある件の調査を依頼される。ナタリーの自宅へ向かったモンクは新品の金魚すくいの網を発見するが、母娘は見覚えがないという。犯人はジュリーが飼っている1匹1ドル程度のありふれた金魚を盗もうとしたのか?

第11話「よみがえるカンフー」Mr. Monk vs. the CobraGUEST

伝説のカンフースター、コブラことサニー・チャウの暴露本を書いた男が、自宅でヌンチャクにより殺された。コブラは6年前に亡くなっているが、監視カメラに映っていた犯人の姿は彼が映画で扮したキャラクターそのもので、現場には被害者による「チャウ」という最期のメッセージが。さらに現場に残っていた毛髪がチャウ本人のものだと鑑定されたことから、モンクはかねてから噂があった生存説の真偽を見極めるべく、チャウのカンフーの師匠を訪ねる。

第12話「とんだバカンス」Mr. Monk Gets Cabin FeverGUEST

中国系マフィアの銃撃事件を目撃したモンクは、裁判までの6日間、FBIの証人保護プログラム下に置かれることに。ナタリーとリーランド警部、FBI捜査官と山中の湖畔のロッジへ向かう途中、対岸のロッジに滞在する、夫婦仲の悪そうなキャシーとマーティンに出会う。その夜、対岸のロッジから叫び声を聞いたモンクは、翌朝妻が夫を殺害したと警部に告げる。その頃、ディッシャー警部補は出会って間もないヘイリーとデートを重ねていたが…。

第13話「激突」Mr. Monk Gets Stuck in TrafficGUEST

過激な抗議活動を展開している環境保護団体のスティーブが、何者かに殺害される。犯人は交通事故を偽装するべく、ハイウェイで大胆な計画を実行に移す。その頃、ナタリーの娘ジュリーのフィールドホッケー試合から車での帰り道、モンクらはハイウェイで玉突き事故に遭遇する。現場を見たモンクは事故ではないと確信するが、地元警察は取り合ってくれない。独自に調査を開始したモンクは、怪我をしたナタリーを手当てした偽の救急隊員が犯人だと気づくが…。

第14話「モンク ベガスへ行く」Mr. Monk Goes to VegasGUEST

ラスベガスのカジノ王ソーンの妻シェリルが、長いスカーフが扉に挟まったままエレベーターが動いて死亡する。事故死と見られたが、たまたまラスベガスに来ていたリーランド警部はモンクに電話で「カジノ王が妻を殺した証拠をつかんだ」と叫び、調査の協力を頼む。翌日、やってきたモンクとナタリーに、警部は羽目を外していたため昨夜のことは何も覚えていないという。モンクは事故現場を見るや殺人事件と直感し、ソーンに疑惑の目を向ける。

第15話「占拠された選挙」Mr. Monk and the Election

娘ジュリーが通う中学校が統合廃止されることに反対し、ナタリーは教育委員の選挙に立候補する。だが、選挙事務所が銃撃されて警備員が犠牲となり、現場には「ナタリー・ティーガーは身を引け」と名前の綴りが間違った犯人の声明文が残されていた。対立候補で、モンクの主治医クローガー先生のもとに通う患者クレンショーに容疑がかかるが、アリバイは完璧。モンクも彼が犯人ではないと断言する中、ナタリーの家に手榴弾が投げ込まれる事件が発生する。

第16話「パパになりたい」Mr. Monk and the Kid(最終話)GUEST

公園で里親が目を離したすきに、姿を消した2歳のトミー。発見時に切断されたばかりの小指を握っており、リーランド警部はモンクを呼び出す。トミーに何か通じるものを感じたモンクは、別の里親のもとへ引き渡されるまでの2週間、トミーを預かることに。一方、小指の主と思われるダニエル・カーライルを訪ねると、彼には小指があった。ダニエルが偽者だと見抜いたモンクは、カーライル一家が誘拐事件に巻き込まれていることを突き止める。